漢文の勉強は、次の順序で行うと効率よく進められ確実に実力アップできるので、おすすめです。
「句法や単語の暗記」
「例文の音読を通して漢文のリズムに慣れる」
「問題演習」
以下で、このステップにそって高校1・2年生の漢文の独学勉強法を具体的に説明していきます。ぜひ実践してみてください。
句法は完璧にしようまず「句法」を完璧に覚えることから始めましょう。句法には、「使役・反語・抑揚・限定」などがあります。句法は英語の文法と同じ性格のものです。句法をきちんと理解できていなければ、文章の構成はつかめません)。特に長文の意味を正確に理解することはまず難しいです。
ですから、最初に句形の説明をしっかり読み込んで確実に自分のものにすることが必須です。それができたところで、句型が使われている文を音読してみて、意味や使われている漢字をしっかりと頭に叩き込みましょう。
肝心なことは、その句形が具体的にどういう意味で使われているのか、どのような場面で使われるものなのかをきちんと確実に理解して、頭に入れておくことです。
単語も150語覚えよう単語を覚えることも必須の作業です。センター試験や大学受験でよく出る覚えるべき単語は、100〜150単語と言われています。この漢文で頻出する単語を確実に覚えておけば、文章を読むときにラクなだけでなく、時短にもなり有効です。
早稲田など難関大学の試験問題では、基礎単語に注が付いていないこともありえます。ですから、基本単語を確実にマスターしておくことは特に大事なポイントです。
まず重要単語150個を覚えることを目標にして1日のノルマを決めて、コツコツと毎日積み重ねて勉強するとよいです。1つ1つ覚えていくことは、短時間でできる作業ですから、通学などの合い間に覚えることも可能です。そうすれば放課後のまとまった時間は他の勉強に集中でき、効率よく学習できます。
日本語と漢文の意味の違いに注意日本語と漢文では同じ漢字の単語でも、意味がまるで違うこともあります。この違いに注意して単語の意味を正確に理解しておかないと、